赤ニキビ 薬

赤ニキビの炎症をすぐに抑えるには塗り薬がベストです。しかし、根本的に治していくには、塗り薬ではなく漢方薬などの体質改善を行うもので体の中から治していく必要があります。

ニキビの塗り薬には処方薬・市販薬があり、それぞれ効果が異なります。自分の症状にあうものを使用するようにしましょう。塗り薬は一時的に抑えたり軽減させたりするものなので、ニキビが出来ないようにするものではありません。薬には相応の副作用があるので、すぐにどうにかしたい人のみ使うことをおススメします。

病院で処方される薬は「抗炎症剤」と「抗生物質」が主要で、赤ニキビの炎症を抑えたり、ニキビの菌を除去などの効果があります。同時に経口剤としてビタミン剤が出ることもあります。

・抗炎症剤
　抗炎症剤はニキビの炎症を抑える薬で、特に赤ニキビには効果を発揮しやすいです。炎症を放置しておくと悪化してしまい、ニキビ跡の原因になることもあります。炎症を抑える薬なので、どうしても痛みが伴う時やすぐに目立たなくしたい時に使用すること方が良いでしょう。

・抗生物質
　抗生物質は、ニキビ菌を抑えたり除去する薬です。菌自体にアプローチするので、早く効果が期待出来るのですが、時にその強い効果によって、副作用が出てしまう人もいます。また、妊娠中や薬のアレルギーを持っている方は使用することが出来ない場合が多いため、専門機関で必ず処方の上、使用しましょう。


次に市販薬ですが赤ニキビに効果が期待出来る３種類ほど紹介します。

・テラコートリル
　即効性が非常に高く、炎症のある赤ニキビの人にはとても良く効果があります。 刺激の強い成分ですので、薄く塗って連続使用も控える方が良いでしょう。

・オロナインH軟膏
　手軽に購入出来る価格で、炎症を抑える効果があり、赤ニキビに有効です。初めて市販薬を購入するにはおススメです。　

・クレアラシル
　ほとんどの薬局で購入出来る市販薬です。イオウとレゾルシンという有効成分がアクネ菌を殺菌し、赤ニキビやそれに伴う赤みを抑制効果があります。全体的に薄くなじませても、結構べたつく感じはあります。


赤ニキビの炎症を早く鎮めたい時には、ここで紹介したような塗り薬が良く使用されます。製品によって特徴があり、効き目の強さにも違いがあります。薬の効果をより高めるためには、規則正しい生活でホルモンバランスを整えるなどの生活習慣の改善をしましょう。

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